ハイサーイ!
今回は三線(さんしん)を始めるために必要な道具をまとめてみました。
「これから始めたいけど何が必要かわからない…」という方の参考になれば嬉しいです!
必要なもの(必須アイテム)
・三線本体
・爪(バチ)またはピック
・チューナー(スマホアプリでも代用可)
あると便利なもの
・消音ウマ(夜間練習の強い味方)
・天キャップ(頭カバー)
三線本体

三線がなければ始まりませんね!
価格帯は1万5,000円~100万円以上と幅広く、初心者なら2〜3万円前後の人工皮のものがおすすめです。
本皮(蛇皮)よりも扱いやすく、湿度や温度変化にも強いので初めてでも安心。
実店舗が近くにない場合はネット購入も可能ですが、できれば実際に触れて音を確認できるとベストです。
大阪や東京には専門店がありますが、地方では少ないため通販を利用する人も多いです。
爪(バチ)
三線演奏には欠かせない爪(バチ)。
一般的なのは水牛の角製で、天然素材ならではの温かい音色が魅力です。
ほかにもプラスチック・セラミック・象牙・黒木・紫檀・クジラの歯・アクリルなど、素材の選択肢は豊富。
初心者には大きめ・重めの爪が弾きやすいといわれています。
三線は爪の重みを活かして弾くため、重さがあるほうが音が安定しやすいです。
ただし軽く小さい爪もパリッとした音色が魅力なので、最終的には自分に合うものを探してみましょう。
ピック

爪の代わりにギターピックを使う方法もあります。
おにぎり型、スリム型、親指にはめるタイプなど形もさまざま。
柔らかいものから硬いものまでありますが、三線には硬め(ハードまたはセミハード)のピックが向いています。
ギター経験者は慣れたピックから始めてもOKです。
チューナー

三線の音合わせ(チンダミ)にはチューナーが便利。
スマホアプリでも可能ですが、周囲の雑音が入ると合わせにくいことも。
おすすめはクリップタイプのチューナーで、ギター用でも十分使えます。
KORGから三線専用のチューナーも販売されています。
基準は440HzでOKですが、こだわる方はヘルツを微調整してチンダミすることもあります。
消音ウマ

夜間練習や集合住宅に住んでいる方の強い味方!
駒を付け替えるだけで音量がグッと小さくなります。
価格も1,000円以下と手頃なので、1つ持っておくと安心です。
天キャップ(頭カバー)

三線の一番上にある天(てん)を保護するカバー。
僕らは「カツラ」と呼んでいます(笑)。
三線を壁や床にぶつけて傷つけないよう、保管時にも役立つアイテムです。
まとめ
三線を始めるなら、三線本体・爪(またはピック)・チューナーの3つがあればスタートできます。
さらに消音ウマや天キャップをそろえると練習環境がより快適に!
最初から完璧にそろえなくても大丈夫。
まずは必要最低限のアイテムで三線を鳴らしてみて、少しずつ自分好みの道具を追加していきましょう。
おさらいポイント!
・初心者は人工皮+大きめ爪がおすすめ
・チューナーはクリップ式が楽
・消音ウマは夜練習に超便利



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