ハイサーイ!
三線を弾くときに欠かせない小さなパーツ「ウマ(駒)」。
実は弾かない時には必ず倒しておく必要がありますが、扱いを間違えると皮を破ったりウマを折ってしまう危険も…。
今回はウマの役割から正しい立て方・倒し方まで、初心者でも分かるように詳しく解説します!
ウマとは?役割と素材の特徴
弦を支えて音の響きをつくる、小さなパーツ。ギターでいうブリッジの役割。
素材によって音色が変わります。
竹製:最も一般的で柔らかい音。初心者におすすめ!
プラスチック:割れにくく安定
黒檀・馬骨:硬く響きがシャープ
竹製ウマは使用中に折れることがありますが、革の破損を防ぐための“安全弁”のような役割でもあります。
ウマの正しい立て方と位置

- 糸掛け(弦の末端)から指3〜4本分ほどの位置に立てる。
- 左手で弦を軽く持ち上げ、右手でウマを差し込みながら立てる。
無理に押し込まず、弦を持ち上げてからセットするのがポイント。
ウマの向き
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ウマには表と裏があります。逆にすると演奏中に倒れやすくなるので注意!!
横から見て斜面がついている方がカラクイ側(ヘッド側)、垂直な面が糸掛側。
竹製の場合
ツルツル面=カラクイ側(表)
繊維が横に入った面=糸掛側(裏)
プラスチック製は裏表がないものも多いです。
ウマの倒し方(演奏後の保管方法)
三線を弾かない時は、胴への負担を減らすためウマを必ず倒すか外して保管する。
- 左手で弦を支えながら、右手でウマをゆっくり倒す。
- 弦を持ち上げずに無理に動かすと、胴の皮が破れる危険やウマの破損につながる。
- 弦を持ち上げる際は、棹と胴の間から指を入れると持ちやすい。
まとめ
ウマは小さくても音と楽器を守る大切なパーツ。
「立て方」「向き」「倒し方」を正しく覚えることで、三線を長く愛用できます。
演奏後は必ず倒してから保管する習慣をつけましょう!


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